資質・能力 3つの柱(平成27年8月 論点整理より)

以前の記事で,これからの時代を生き抜くための資質・能力を育むためには,現行の学習指導要領では不十分である,といった内容が論点整理(平成26年3月)で語られていたことを記事にしました。

前記事: 「論点整理」に見る「資質・能力」の位置づけ

今回はその話の続きです。

平成27年8月に出された論点整理では,資質・能力を3つの柱で整理しました。

  1.  何を知っているか,何ができるのか(個別の知識・技能)
  2.  知っていること・できることをどう使うか(思考力・判断力・表現力等)
  3.  どのように社会・世界と関わり,よりよい人生を送るか(学びに向かう力,人間性等)

個人的には,知識と技能が一体のものとして捉えられているのが,非常に興味深いです。各教科の評価は4観点が多いですが,今後は知識と技能を1つの観点で捉える流れもあるかも知れませんね。

さて,今後は上の3つから,育成すべき資質・能力を高めていけるよう,子供の学びをどのように改善するかというのがポイントとなります。それらを実現していくための手段がALという押さえで良いかと思います。

 

 

 

 


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