大学でのアクティブラーニングから学ぼう

大学生の学びを育む学習環境のデザイン―新しいパラダイムが拓くアクティブ・ラーニングへの挑戦
目 次
はじめに
第1部 高等教育における学習環境を考える(理論編)
第2部 演習において学生の能動的な学びを育む
学習環境のデザイン(実践編)
第3部 多人数講義において学生の能動的な学びを育む
学習環境のデザイン(実践編)
第4部 ICTを活用した学生の能動的な学びを育む
学習環境のデザイン(実践編)
第5部 社会と連携した学生の能動的な学びを育む
学習環境のデザイン(実践編)

 

アクティブラーニングを主軸とした大学生の能動的な学びを育むための学習環境のデザインを構築するための入門書といえます。大学にアクティブラーニングが導入されたとき,ベースになった理論や環境づくり,そして実践についても紹介されています。

具体的には、アクティブ・ラーニングの背景、理念、具体的な手法、学習支援、評価方法について述べられていて、実践編では演習、多人数講義、ICTの活用、社会連携の視点から授業実践を紹介しています。

評価についての実践が,とてもおもしろいです。小学校や中学校でなじむかどうかは別にして,大学の半年間で評価するスタイルは,いわゆる行動評定と似ていますよね。もしかしたら資質・能力の効果的な評価の在り方は,そのあたりにコツがあるのかもしれません。


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