【簡単整理】令和の「日本型学校教育」とは何か

3月27日(土)にあった、文部科学省が行ったオンラインシンポジウム「令和の日本型学校教育」を語る!」(リンクはYouTubeによるアーカイブ配信)については、今週中に要点を簡単にまとめて、UPする予定です。

さて、本題。「令和の日本型学校教育」について一言整理です。

 

目的    

一人一人の児童生徒が、豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となることができるようにすること

 

目標

①自分のよさや可能性を認識する

②あらゆる他者を価値のある存在として尊重する

③多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越える

 

手段

①新学習指導要領の着実な実施

②ICTの活用

 

キーワード

①個別最適な学び

②協働的な学び

 

目立ったところだけ切り取りました。個々の言葉については、明日以降に説明していきます。

 

【簡単整理】GIGAスクール構想とは何か

目的     資質・能力が一層確実に育成できる教育環境を実現する

手段(方法) (1) 1人1台端末

(2) 高速大容量の通信ネットワーク の2つを一体的に整備する

対象     多様な子供たち

内容     公正に個別最適化されたもの

スローガン  これまでの我が国の教育実践と最先端のICTのベストミックスを図ることにより、教師・児童生徒の力を最大限に引き出す

ソース:文部科学省「GIGAスクール構想の実現へ

「GIGAスクール構想」ここだけポイント!

①目的の再確認(「手段(1)の達成」が目的化していないか)

②手段(2)は学校の先生がなんとかできる話ではない

③×「個別最適化された学び」○「個別最適な学び」

おまけ 「GIGA」は「Global and Innovation Gateway for All」の略。訳すと「全ての人にグローバルで革新的な入口を」で、Allが「全ての子供」を指しているのがポイント。