「令和の日本型教育」の目的と目標について

 

【簡単整理】令和の日本型教育とは何か」で整理した内容を、少しだけ掘り下げます。なお,「目的」や「目標」等は,私が勝手に解釈して整理したもので、文部科学省が「『目的』は○○で,そのための『目標』は△△で~」と発信しているわけではないことを申し添えておきます。ご了承ください。

 


目的    

一人一人の児童生徒が,豊かな人生を切り拓き,持続可能な社会の創り手となることができるようにすること


ここでの要所は,①「一人一人の児童生徒」と②「社会の創り手」です。

①は,step2で詳しく説明する「個別最適な学び」に係る内容です。

②は,新学習指導要領の総則でも使われた表現ですね。社会の「担い手」ではなく,「創り手」であるというところが大切です。

 


目標

①自分のよさや可能性を認識する

②あらゆる他者を価値のある存在として尊重する

③多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越える


ここでの要所は①が「個別最適な学び」,②と③が「協働的な学び」と関連していることです。言葉自体はそれほど難しくないですね。

③にある「協働」については最近再びよく見るようになりました。詳しくは5年前の記事ですが「協同と協働」や「「協働的な学び」が「対話的な学び」にシフトした理由」あたりが参考になると思います。

 

続きはpart1-②で。


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