子供を主体的にするには 子供の気持ちがわかることが大切

内容紹介(amazonより)

「あの子がなぜ?」「子どもが考えていることがわからない」。そんな悩みを解決する、簡単だけど強力な“見取り”に関する三つのノウハウ。気になるあの子から、集団の見取りまで。『学び合い』を活用した名人レベルの見取りの極意を、会話形式をまじえてまとめました。


「社会科の資料(グラフ)の読み取りができないのは,算数の学習が十分じゃないから・・・」と算数の習熟に時間をかけすぎてはいませんか?
グラフの知識を使うためには,算数の時間に「どんな場面でグラフを使えるか」や「グラフを使うよさ」について十分体験しておくことが重要です。そして社会の時間で「グラフが出てきたら,算数の知識を使う」というタグを付けてやる学習も有効です。これらができていないと,「グラフの知識はあるのに,それを使う場面かの判断ができない」子供を量産し,教師は「グラフは読めるはずなのに,どうしてグラフの問題ができないんだろう」という迷路に迷い込むことになります。

個人的には学び合い場面に俯瞰して,子供に直接指導をあまりしないスタイルにはまだ懐疑的なので,諸手を挙げて賛成とはならないのですが,「学び合い」シリーズの本はアクティブ・ラーニングの学びに通じる部分が多く,よく読んでいます。


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