平成28年9月現在のAL

「アクティブ・ラーニング」を考える 教育課程研究会

平成28年度9月現在で,最もその核心をついていると思われる本がこれです。これはALを研究する上では必携本になりうる内容が詰まっているので,特におススメできます。

内容の説明はAmazonさんに譲るとして,一番の強みは前文科省初等中等教育局長をはじめ,中教審委員や視学官の先生方が,これまでのALの考え方を踏まえながら,現状とこれからについて書いてあることです。そしてそれらが,教科等ごとに語られています。

例えば算数科においても,算数・数学的活動とALのつながりについて,とても丁寧に書かれています。一つ例を挙げれば,「算数的活動は数学的活動と呼ぶことが議論されているが…」など,最近のことも示されています。

来年度の研究を見据えて,一度読んでおきたい一冊です。


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